「あの中二病のお団子頭の子はなんだ?…堕天使!?え?」

「ロリロリのツインテールって…どんな子なんだろ?」

「え?頭に『6』が付いてるけど、この子だれ?」

初めてラブライブサンシャインのキャラを目にしたときはそう思うかもしれません。私も初見では「痛い子がいっぱい来た…」と思ってました。一体全体どんな子たちなんだろう?ってなりますよね。

どうも、改めましてラブライバーな管理人です。今回はラブライブサンシャインのキャラを一覧と共にざっくりと解説していきたいと思います。管理人の偏った意見も混ざりますのでご注意ください。

ただ、その前にラブライブ自体があまり詳しくないとか、ラブライブサンシャインの前のシリーズとかを軽~く目を通しておきたいなって人は、まずはコチラからどうぞ。とてもざっくり解説しています。

『ラブライブとは?もっと知りたくなるアレとは?』

『ラブライブのキャラ一覧!知っておくことで楽しくなる3つのポイント』

今回も解説の都合上、若干のネタバレなども含みます。ただ、キャラを少し知っておくとストーリーの理解もしやすいですし、愛着がわきますので。公式のページではホントにちょこっとしか書いてないですからね。あと公式ではあんまりオモシロオカシクとか書けませんもん。

それではいってみましょう。

ラブライブシリーズの2作目となるのが『ラブライブ!!サンシャイン!!』

構成はアニメ1期13話、アニメ2期13話、劇場版1本となります。

そもそも2シリーズ目?2作品目?2代目?2世代目?

どのような呼び方が正しいか難しいですが、1シリーズ目は『ラブライブ!』なのは間違いありません。続編かと聞かれれば別物で違うと答えますが、『ラブライブ!』を見ていた方がより楽しめるというのが正解です。もちろんサンシャインだけでも十分楽しめます。むしろサンシャインがきっかけでラブライブが好きになった人もたくさんいらっしゃいますからね。

ざっくりなストーリーとしては、舞台は静岡県の沼津市と内浦地域の小さな港町。たくさんの自然に恵まれ、きれいな海と山に囲まれた小さな学校の9人の少女たちによる『輝き』を見つけるために奮闘するスポ根アニメ。1シリーズめ『ラブライブ!』に登場する『μ’s(ミューズ)』というアイドルを、東京の秋葉原で見つけて憧れる主人公の高海千歌。千歌たちは『輝き』を探すために、『Aqours(アクア)』というスクールアイドルグループを結成し動きだすのですが…次々と襲い掛かってくる壁や困難。果たして輝くことはできるのか?

…的な内容です。しょーじき個人的な感想としては1シリーズめの『ラブライブ!』よりハードモードな感じがします。設定はアニメですのでぶっ飛んでるとこはありますが、突きつけられる現実が妙に痛々しいというかなんというか…。まぁストーリーの解説は長くなるのでまた別の記事で特集しますね。

さぁ、そんなハードモードストーリーをグーパンチで突き進みながら物語を彩ってくれる個性豊かなキャラをざっくりご紹介。お待たせしました(笑)

主要キャラはAqoursの9人。一人ずつ見てみましょう。

浦の星女学院2年生

高海 千歌(たかみ ちか)

本作、ラブライブサンシャインの主人公。Aqoursのリーダー。無邪気に笑うとっても素直で人懐っこい女の子。自分のことをとても過小評価しているが、本当はとんでもないパワーの持ち主。基本的にはアホな感じですが、核心を突くセリフ1つ1つがとても重くて刺さります。どこまでも真っ直ぐで諦めない。やはり天候を操れる。あとだいたいみかんで片づける。みかんのおねーちゃん。もはやみかんの精。

浦の星女学院2年生

桜内 梨子(さくらうち りこ)

東京の秋葉原から内浦に引っ越してきた転校生。前作『ラブライブ!』で登場するμ’sが活動していた音ノ木坂学院に通っていた。ピアノが得意な内気で控えめな美少女。もう一度言っておきましょう。美少女。内気で控えめな美少女だったはずがストーリーを追うごとに割とお笑い担当になっていく様に見えるのも1つの見所。変顔とツッコミとネタとオタク担当。そう考えるととてもスペックが高い。あと犬。犬に始まり犬で終わる。

浦の星女学院3年生

松浦 果南(まつうら かなん)

千歌と曜と幼なじみ。ダイヤと鞠莉とも幼なじみ。筋肉担当。体力モンスター。ダンスも得意。稼業がダイビングショップ。一言でいうと運動神経&スタイル抜群美女。割と頑固。男の子っぽいさっぱりした性格の超アウトドア星人。そのせいか、時折見せる女の子らしさに撃ち抜かれます。さっぱりした性格なのに実はもどかしい。その理由は…もうとにかく1期9話まで見てください。鞠莉の旦那(そうであってほしい)。困った時はハグで解決。困ってなくてもハグしてほしい。あと強い。たぶん一番強い。誰も勝てない。怒らせてはいけない。

浦の星女学院3年生

黒澤 ダイヤ(くろさわ だいや)

浦の星女学院生徒会長。果南と鞠莉とは幼なじみ。重度のスクールアイドルオタク。μ’sが大好きでしょうがない。品行方正で曲がったことが許せない堅い箱入り娘。名前の通り超絶堅い。実家は網元で有名な名家。お琴に着付けに日本舞踊と礼儀作法も含めて和のスペシャリスト。妹のルビィに厳しくもデレデレなちょっとポンコツなお姉ちゃん。超お堅いせいか恥じらったり照れたりデレデレするシーンは必見。そして面倒見がいい。メンバーに対しても愛故の厳しさで最高に頼れるお姉ちゃん的存在。

浦の星女学院2年生

渡辺 曜(わたなべ よう)

もう一人の悩筋。すーぐトレーニングを始めちゃう子。運動神経抜群で水泳部に所属。高飛び込みの実力は相当なもの。千歌ちゃんのことが大好き(早くくっついてくれ)。明るくて元気でポジティブな子なんだけども、肝心なところで譲ったり、合わせてしまったりと本音を隠してしまう時もある女の子。曜はコスプレや制服が大好きでオタクなラブライバーにとっては喜ばしい。曜と言えば競泳水着。そしてヨーソロー。口癖とは言えどヨーソロー連発なので是非数えていただきたい。

浦の星女学院1年生

津島 善子(つしま よしこ)

「自分のことを堕天使ヨハネだと信じて疑わない設定」というキャラだと分かっていてやっている善子。本当は常識者。残念美少女の呼び声が高い。黙っていればまともだが、黙っていては善子ではない。一番痛い子だけど一番印象に残るのが善子。例の頭に「お団子」くっつけてる子である。もはやお団子が本体なのでは。花丸と幼なじみ。仲間想いの割と寂しがり屋の恥ずかしがり屋。そしておしゃれ。内浦ではなく沼津CITYで暮らす。自分の配下をリトルデーモンと呼ぶ。堕天使なのに小悪魔?…そこは触れずにいよう。

浦の星女学院1年生

国木田 花丸(くにきだ はなまる)

『ずら』が語尾につく最先端とは程遠い昔ながらの女の子。自分のことを『オラ』とか言っちゃう、本が大好きで超インドア派な可愛い美少女。なんと実家はお寺という古風っぷり。本が好きだけあって歴史や文化など他のメンバーもびっくりするほど博識である。基本的に食べキャラ。だいたい食べてる。アニメ1期から劇場版までずっと食べてる。善子とは幼なじみでルビィと仲良し。善子には基本キツめのツッコミ担当だが、本当は誰よりも気にかけてなんだかんだで世話をやいている。ルビィのことも大切で力を貸して見守ることもしばしば。尊い。2期最終話の花丸のシーンは見逃さないでほしい。

浦の星女学院3年生

小原 鞠莉(おはら まり)

浦の星女学院の生徒にして理事長(ツッコミはなしで)。イタリア系アメリカ人の父を持つハーフな帰国子女。超絶歌唱力を持つ。金髪でAqours1のプロポーションの持ち主(管理人調べ)。両親がホテルチェーンを経営しており生粋の御嬢様。御令嬢である。財力にまかしたパワープレイが得意。果南はいつも鞠莉に対して「これだから金持ちは…」とボヤいている。しかし、そのおかげで強引に道がこじ開けられることもある。口癖はシャイニー。キラキラしていてハーフならではの派手っぷり。しかし、見た目に反して誰よりもAqoursと裏の星女学院のことを想い、理事長職のかたわら裏で奮闘している。本当に健気で良い子。そして頭に『6』を宿している。

浦の星女学院1年生

黒澤 ルビィ(くろさわ るびぃ)

ダイヤの妹。冒頭で分かりやすくツインテールと表現しましたが、ルビィは『ツーサイドアップ』が正しいです(紛らわしい)。小さくていつも怯えていて、オタクな大きいお友達からしてみれば、守ってあげたくなる妹的存在なのは間違いない。確信。姉のダイヤとの絡みがほっこりともあり愛しくもあります。姉妹属性が好きな方は是非。そしてラブライブサンシャインの見所の1つとして挙げたいのはルビィの成長です。2期と劇場版ではもはや親の気持ちになって見守っていた方も多いはずです。ロリッ娘が苦手な方でも見かたがガラッと変わりますよ。あと、セリフが全部可愛い。そう全部。犬のことを「わんちゃんさん」って言うんです。わんちゃんさん…。

さて、これで主要キャラ9人のざっくりとした紹介は終わりです。お気付きかもしれませんが、後ろの方になるにつれて紹介分が長くなってますね。だんだん書きたいことが多くなってしまいました。

では、次にこの記事のタイトルにもある『このポイントだけは押さえてほしい!』という部分に焦点を当ててから、後半の他のキャラ紹介に進みたいのですが…。ちょっと待ってください。もう2人だけ紹介してから進もうと思います。

Aqoursの前に立ちふさがる大きな壁。いわばライバル。北海道の函館聖泉女子高等学院のスクールアイドル『Saint Snow(セイントスノー)』。姉妹でユニットを組んでおり、スクールアイドルとしての実力は折り紙付き。1シリーズめの『ラブライブ!』でもライバルグループとして『A-RISE(アライズ)』も物語のカギを握る登場人物たちでしたが、ラブライブサンシャインにおいてのSaint Snowの存在はとんでもなく大きく感じます。1期2期、劇場版を通してこのSaint Snow無くしては語れません。ですので少しだけ紹介します。

Saint Snow

函館聖泉女子高等学院3年生

鹿角 聖良(かづの せいら)

超妹想いでクールでカッコよく完璧な姉さま。もう一回、姉さま。歌唱力、ダンスどこをとっても隙がないパーフェクト。この歌声は是非聞いて頂きたい。個人的な見所ですが、いつの間にかAqoursの千歌ちゃんと仲良くなってるんです。あと部屋着のチョイスは可愛くない(笑)

函館聖泉女子高等学院1年生

鹿角 理亞(かづの りあ)

姉さまが大好きすぎてしょうがない。姉さまが絶対君主。姉さまが全て。聖良よりもさらにクール…と、見せかけて実は…。Saint Snowの2人はアニメ2期と劇場版がグッとくるのですが、特に理亞はより一層刺さります。成長していく理亞を是非応援してあげてください。Aqoursの1年生との絡み、特にルビィとの話は素敵ですね。とりあえず北海道行くしかありません!

というわけで、ここまで2グループ11人を紹介しましたので『このポイントだけは押さえてほしい!』に進みたいと思います。ラブライブサンシャインを知るにあたって、ここだけは押さえてほしいポイント…それは『挫折』と『ご当地感』、この2つです。意外な言葉でびっくりかもしれませんね。

きらきらしたアイドルアニメなのに挫折?がポイント?って思うかもしれません。どんなエンターテイメントにも挫折がつきものです。むしろ挫折無くして成長は望めませんので絶対にある要素です。可愛さや頑張っている姿というのも、もちろん素晴らしいです。でもそれは挫折があってこそです。1シリーズめの『ラブライブ!』よりもラブライブサンシャインの方が、私は挫折みを感じます。アニメだからといってそう易々と奇跡は起こるものではありません。その中でも自分たちなりの答えを見つけていくAqoursを見ていただきたいです。

そして、2つめのポイント。『ご当地感』ですね。これでもかってくらい沼津と内浦地域のプッシュが強いです。心しておかないと最初はちょっと引いてしまう人もいるかもしれません。ただ、アニメーションの力も相当気合が入っていますので、とても魅力的に見えます。海や山など自然豊かな表現を始め街並みや商店など私は大好きです。地域に対しての想いと愛を感じます。千歌ちゃん本人も言ってますけど「都会じゃなくて、なーんにもない小さな港町」って。落ち着いてよーく考えてほしいんですけど、フツーに生活しててそこへわざわざ行こうと思いますか?よっぽど何かない限り重い腰を上げていこうと思わないんですよね。

しかし、ラブライブサンシャインを通してみると綺麗な海やAqoursのメンバーが過ごした場所を見てみたいなと思います。昨今ではアニメの聖地となっている場所はたくさんあります。モデルになった地域が実在するコンテンツも増えました。ですが、ここまで地域を推すアニメは見たことがありません。なーんにもない小さな港町とは言っていますが、その言葉の続きとしては「でも!でも!とーっても良い場所なんだよ!見に来てね!」と続きます。

ほんっっっとーーーーーに良い場所なんだよって言うのが作品から伝わります。沼津と内浦地域、自分たちが住む地域をこんなにも全力で愛しているキャラたちがいたでしょうか?大した数のアニメを観ているわけではありませんが、私はそこに魅力を感じました。その土地を愛して魅せる『ご当地感』。是非とも押さえてほしいポイントです。

それでは超熱く語ってしまいましたが、押さえてほしいポイントも2つ紹介しましたので、キャラ紹介の後半部分にもどってざっくり解説していきましょう。

浦の星女学院2年生

よしみ

いつき

むつ

通称、よいつむ。千歌たちクラスメイト。超有能な頼れる友達。前作『ラブライブ!』でも登場したヒフミと全く同じ位置取りの3人。ひーふーみー、よーいつむー、と来たら次はきっと…

千歌の母

登場回数は少ないが千歌のことは何でもお見通しの優しいお母さん。小っちゃくてかわいい。

しま姉

千歌の姉で3姉妹の1番上。おっとりしてるけど怒らせてはいけない。

みと姉

千歌の姉で3姉妹の真ん中。頼れる存在。1期3話はみと姉無くしては…

しいたけ

高海家のペット。梨子との名場面が多い。

梨子の母

梨子をそのまま大きくした感じ。

善子の母

堕天使な娘を持つと大変そうである。

鞠莉の父

声も絵もないが。スマホ越しで存在だけがある。なんだかんだで尽力してくれている。

渡辺 月(劇場版で登場)

謎のイケメン!?なのか!?曜の…

鞠莉の母(劇場版で登場)

正確にはアニメにもシルエットとして登場しています。鞠莉も成長するとこうなるのか…。チョコの人。

さて、後半と言ってもホントにさらっとざっくりでした。細かく言えばまだキャラはいますが、一旦止めていきましょう。必要に応じて追記などしていきます。また、深いネタバレを含む詳細や考察は別の記事で特集しますのでそちらをご覧になってください。

とりあえず、これでだいたいのキャラは把握できたと思うので、押さえてほしいポイントを含めてラブライブサンシャインの世界に飛び込んでもらえればと思います。それでは。

後半戦の文章量の少なさ(笑)

ラブライブシリーズ自体や1シリーズめの『ラブライブ!』を改めて詳しく知りたい方はこちらです。

『ラブライブとは?もっと知りたくなるアレとは?』

『ラブライブのキャラ一覧!知っておくことで楽しくなる3つのポイント』